眼鏡とコンタクトレンズのわずらわしさから解放されたことも忘れているほど快適!
まず、院長先生、島田先生、そしてスタッフのみなさん。ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。
私は強度の近視と乱視があって、眼鏡は小学生の時から使用していましたので、子供のころはからかわれたり、いじめられることもあり、たくさんいやな思いもしました。成人するころには、コンタクトレンズがありましたので、飛びつきましたが、痛かったり、うっとうしかったりで、我慢、我慢が日常。 ワンデーのコンタクトレンズにゆきつきましたが、乱視用はないので、事務の仕事をするには、乱視入りの老眼鏡が必須でした。
そして、かりつけの眼科の先生から、「震災という事もありうるし、80歳になってもコンタクトレンズは辛いでしょうから、レーシックしてもらって矯正しなくても日常生活ができるようにしておいた方が良いのではないですか?」と言われ、こちらのクリックの名前を挙げられました。このことを機に受診しましたが、この度数ではレーシックは無理とのことで、この手術を受けることにしたのです。スタッフの方の最初のカウンセリングもわかりやすかったですし、術前の説明もとても丁寧でしたので、とても感じが良かったと思います。
そして、手術。何もしない方の眼はコンタクトも眼鏡も無しなので、当日初めてお会いした大島先生のお顔も見えないような状態で、少し不安がありましたが、おっしゃることはよく聞き取れましたので、落ち着いて、目の前に現れたオーロラのような光を夢中で凝視していました。思ったより短い時間だったような気がしますが、10分位だったのでしょうか?痛みはほとんどなく、あっけない感じでした。左眼の手術を終え、隣のホテルまでの道のりは頭がグラグラして、どうなる事かと思いましたが、部屋に着いて鏡を見てみたら、顔の三分の一に大きな眼帯が張り付いていて、思わず携帯で写真を撮り、ちょっと笑ってしまいました。(後で見たら、何とも情けない顔をしていて、また笑ってしまいましたが。)
ただ、手術当日宿泊させていただいた隣のホテルは、近くてとっても助かりましたが、宿泊される時は、夕食用にサンドイッチか何か準備された方が良いと思います。あの眼帯姿で食事に出るのは勇気がなくて、ルームサービスを頼もうと思いましたがやっていないとのことで困りました。
翌日、帰宅する電車の窓からの景色がくっきり、はっきり見えたのに驚きました。山の稜線がとても美しく見えて、嬉しかったです。ものの見え方はおもしろいもので、色がとってもヴィヴィッドに見えました。3日目の検診で先生にうかがったら、年齢的にだんだん目が濁ってきているのが、クリアになったせいとのことでしたが、片眼だけ元のままなので、奇妙な感じでした。また、ちょうどメガネやコンタクトレンズの度数が変わって取り替えたばかりのようなクラクラした感じも一週間程続き不安になったりもしましたが、事前に目の中にレンズを入れた場合は取り換えられないということと、脳が慣れるのに少し時間がかかるのを我慢しなければいけないかもという事も聞き及んでいましたので、多少の覚悟はしていましたし、慌てることもなく過ごしました。
次の週の右目の手術はまたちがうオーロラが見えたような気がしました。
そして、両眼の手術がすんだ翌々日、自宅で目を覚ました時、カーテンの模様が目に飛び込んできた驚き、残っていたコンタクトレンズを捨てた時の気分の良さ。思い切った甲斐があったというものでした。ゲンキンなもので、このまま平均寿命までのあと20年、眼鏡とコンタクトレンズのわずらわしさから解放されたことさえも忘れているほど快適です。ありがとうございました。