個人差が大変大きいよう
1月16日(手術)
手術は「一瞬」のうちに終了。その瞬間は目の痛みなし。
スタッフの方に手を引かれて移動。ぼんやりと膜がかかった感じ。その後すぐ、ホテルへ。フロントで手続きの用紙を記入しようとするもぼんやりとしか見え ず、涙が滲んで書きづらい。何とか書き終え、チェックイン。部屋のカードキーを差し込もうとしても見えなくて何度かやり直す。涙が滲んであけにくい状態が 徐々にひどくなり、痛みも伴ってきたため、あらかじめ用意していた軽食を早めにとる。その後、どんどん痛みが増し、一瞬でも目を開けると涙が滲み、ほとん ど目を開けていることが出来なかった。
(振り返っても、ホテルの宿泊と夕食を用意してきたのは、大正解。とても外出は無理な状態でした。)今回さすように指示された点眼薬も涙ですぐ流れてしまって効果があるのか心配になるくらいでした。
1月17日(検査)
遠近ともに見えず、痛みもひどい。検査のために目を開けるのもつらい。膜がかかったようにすべてぼんやりしている。しかし、夜には痛みと涙が滲むことはなくなる。
1月19日
午前中:仕事へ行く。パソコンの画面の文字がほとんど見えず、勘で入力。「遠視の状態が強く出る」と説明を受けていたが、遠近すべて見えづらく、資料を遠ざけてみても、見えないことには変わりなく、途方に暮れる。
午後:検査。Dr.の「大丈夫、徐々によくなります」という言葉に勇気づけられるが不安でいっぱい。その後10日位屋外は日中ぼんやりとしていても光が滲むことはなく、階段を数回ふみはずしそうになったがまだ何とかなる。
問題は、照明のついた室内。オフィス、スーパー等照明の滲みにより、ぼわーっと膜がはったような状態で大変見づらくすごくこわい。(値札なんて全く見えな い!)この状態が4,5日続く。又、1週間後「運転可能」と説明資料にあったが、私の場合はとても考えられない状況だった。
1ヶ月後
日々、遠方はくっきり見えるようになったが、遠視の出現で、文字は見づらい状態が続く。しかし、それも徐々に気にならなくなってくる。目の疲労は毎日強い。
2ヵ月後
日常生活への支障はほとんど感じなくなる。パソコン画面は、日に5,6回急に焦点がぼやけて見えなくなることが続く。焦点を戻そうとする時に強い疲労を感じる。
3ヵ月後
パソコンの焦点が合わない状態は、日に1,2回ある時も。(全くない時もある)夜の屋外照明が若干滲むこと以外は、ほとんど問題なくなる。検査でも、遠視 もなくなったと報告受ける。視力左右ともに1.6。ようやく(?)この手術を受けて視力の回復を素直に喜べるようになった。
アドバイス個人差が大変大きいようなので、術後の日常生活、特に仕事の内容を考慮して余裕のある体制でのぞまれた方がよいと思います。(私の場合はつらかった・・・・)
<院長からのコメント>
個人差が非常に大きいですが、特に近くを見るときの調整力の回復は、年齢などにより遅れることがあります。